何気なく使っている洗濯ネットは、生活の定番お助けアイテムになっていますね。
大切な洋服や小物を洗濯したい時に洗濯ネットは大活躍してくれます。
でも、洗濯ネット自体は洗濯しなくて良いんでしょうか。今回ふと疑問に思って調べてみました。他にも洗濯ネットの買い替えの目安や使用上の注意点などをおさらいしておきたいと思います。
○洗濯ネットは洗濯する必要ある?
普段、当たり前のように使っている洗濯ネットですが、ふとこんな疑問が頭をよぎりました。
「洗濯ネット自体は洗濯しなくて良いの?」
早速、ネットで世間の皆さんがどうされているか調べてみました。
結果は洗濯ネットは一緒に洗濯されている、とのことで特に洗濯ネット自体の洗濯は不要と考える方が多かったです。
でも、改めて洗濯ネットをよく見ると「カビが生えてる!」なんて事ありませんか?
いくら洗濯されているとは言え、カビが生えた洗濯ネットは使いたく無いですよね。
洗濯ネットにカビが生える原因は、洗濯が終わった後に濡れたまま放置することです。ついついカゴにポイっと入れたままにしがちですよね。
ですから、洗濯ネット自体の洗濯は必要ありませんが、洗濯物と同じようにちゃんと干して乾かしておく手間が必要です。
同時に洗濯ネットに、ほつれや破れ、ファスナーの不具合などが無いか確認しておきましょう。
○洗濯ネットの買い替えの目安は?
洗濯ネットは衣類を保護する役目なので、衣類の代わりにダメージを受けてしまいます。種類が多く、質や強度に差がある洗濯ネットは一概に買い替えの目安は決められていません。
そこで定期的に自分でチェックして買い替えをおこなってください。
買い替えの目安はこちらになります。
・ファスナーの破損
洗濯ネットの不具合で多いのがファスナーです。何度も開閉するので劣化も早いです。
使用回数が増えてくると、洗濯している間にファスナーが開いてしまって中の衣類が出てきてしまう事があります。ここまでファスナーが緩くなってしまうと洗濯ネットの効果がありませんので買い替えをオススメします。
・毛玉がたくさん付いている
洗濯ネットにもよりますが、何度も繰り返す摩擦のせいで洗濯ネットにも毛玉が出来てしまいます。
洗濯中に出てきた糸くずが絡んで毛玉になることもあります。
毛玉だらけでも使用に問題は無いですが、カビが付きやすいですし、糸くずが別の衣類に付着することもあります。
毛玉を取れば問題無いですが、買い替える目安でもあります。
・洗濯ネットに、ほつれや破れがある。
目の粗い洗濯ネットに多いですが、衣類のファスナー等が引っかかって、ほつれてしまう事があります。
そのまま使っていくと、ほつれた所から破れてしまう事もあります。
・カビが生えている
使った洗濯ネットをそのまま放置するとカビが生えてしまいます。
カビが生えてしまった洗濯ネットは漂白剤で菌を死滅させることはできますが、黒い色素が残る場合があります。
塩素系の漂白剤だとカビの色素も落とせる物もありますが、それよりもカビを生やさないことが大切です。
○洗濯ネットの使用上の注意点
洗濯ネットを長く使うために、いくつか注意点があるので覚えておいてくださいね。
・洗濯ネットに入れるのは衣類1枚が原則
大きめの洗濯ネットを買って、1枚の洗濯ネットに何枚も衣類を入れて洗濯する方がいますが、これは間違いです。
1枚の洗濯ネットにたくさんの衣類を入れることによって、洗浄力が弱まってしまい汚れが落ちにくくなってしまいます。
中で衣類が絡まってしまうのでシワも出来やすく効果がありません。
洗濯ネット1枚に衣類も1枚と覚えておきましょう。
・乾燥機に洗濯ネットは禁止
洗濯ネットは洗濯に使用するものなので、洗濯ネットに入れたまま乾燥機に入れるのは避けましょう。
一緒に乾燥できてカビも防げるので一石二鳥な気もしますが、洗濯ネットに入れたまま乾燥機に入れてしまうと、乾燥状態にムラができますしシワの原因にもなります。
また、洗濯ネットのファスナーが熱の影響で壊れる原因にもなります。
名前の通り「洗濯」ネットなので、洗濯に使うようにしましょう。
洗濯ネットは洗濯以外でも、こんな使い方もあります。
・小物やおもちゃ入れ
子どものおもちゃって小さい物が結構多いですよね。お子様ランチやファーストフード店で貰ったおもちゃなど、いつのまにか溜まってませんか?
他にもパーツが少しだけのブロックや積み木等、バラバラになって欲しくないおもちゃ等をまとめて収納しておくのに便利です。
洗濯ネットに集めながらお片づけできるので、子どもさんも楽しくお片づけできると思います。
目の荒い洗濯ネットで、お風呂のおもちゃを吊るして保管しておく時にも使えます。吊るすことで掃除の邪魔にもならないし、風通しのいい所に干しておけばカビも防げます。
・旅行の荷造り
旅行や出張で荷造りする時に圧縮袋を使う方も多いと思いますが、量が少ない場合は洗濯ネットも便利です。
ビニール袋に小分けにしておくと、荷物を整理した時にガサガサと音がしますよね。
朝、それで同行した人を起こしてしまったことありませんか?
洗濯ネットは中身も見えますし、子どもの宿泊行事にもリュックの中から必要な物を探しやすいので良いと思います。
・野菜の屋外保存
新品じゃなくても毛玉がたくさん付いて交換したような洗濯ネットは再利用も可能です。
玉ねぎなど野菜を屋外で保存するのに使えます。
都会ではあまり見かけませんが、軒下にぶら下げて保管されているご家庭も多いですよね。
まとめ
今回は、洗濯ネットの素朴な疑問について取り上げました。洗濯ネットは改めて洗濯しなくていいですが、干して乾燥させる事は必要です。
買い替えの目安はご自身の判断で決められて良いですが、長く使えるように正しい使用方法を守ってくださいね。
まだ、洗濯ネットを使ったことがない方も1度使ってみてはいかがでしょうか?
いちいち洗濯ネットに出し入れする作業は面倒に感じるかもしれませんが、衣類が長持ちしますし毛玉もできにくいですよ。
色んな使い方がある洗濯ネットをぜひ、活用してくださいね!