貴方はどんな食器スポンジの選び方をしていますか?洗浄力はもちろん、毎日使うので耐久性も大切なポイントですね。
さらにスポンジは使い分けした方が良いのか、正しい保管方法も気になると思います。
今回は、食器スポンジの選び方、使い分けポイント、食器スポンジの使用後の保管方法についてご紹介したいと思います。
○食器スポンジの選び方
食器スポンジにはさまざまな素材の種類があります。
まずは、どんなスポンジがあるのか、素材や特徴を紹介しますので選ぶ時の参考にしてください。
・ポリウレタン
食器スポンジの定番はポリウレタンを加工したウレタンフォームです。押すと元に戻る性質で吸水性が高く、とても柔らかいのが特徴です。
ポリウレタンの中でも、気泡が細かいものは泡持ちが良く、粗いものは水切れが良いです。
両方を組み合わせた機能性の高いスポンジも売られています。
・セルロース
少し硬い触り心地のスポンジですが、水に濡らすと柔らかくなる性質があります。
洗剤をつけなくても汚れが落ちやすく、植物由来なので廃棄した後も環境に優しいです。
泡持ちも良い方で、吸水性が高いので水はねを拭き取ったり布巾代わりに使えます。
・不繊布
食器スポンジで使用されている不繊布はポリウレタンやセルロースと貼りあわせているものが多く、硬くてザラザラした紙やすりのような素材です。
不繊布にはハードタイプとソフトタイプがあって、ハードタイプには研摩粒子が入っていて鍋の焦げ付きや頑固な汚れを落としてくれます。
普通のお皿やガラスのコップには使えないのでソフトタイプの方が食器を傷つけずに茶しぶ汚れなど落とすことができます。
・マイクロファイバー
主にナイロンやポリエステルから作られた科学繊維のスポンジです。吸水性と速乾性に優れ、摩擦に強いスポンジです。
少しの汚れなら洗剤を使わなくても落とせるので洗剤をなるべく使いたくない方におすすめです。
・ネットスポンジ
多くはポリウレタンのスポンジにネットが付いています。このネットに使われる素材で汚れを落とします。
汚れ落とし効果のあるナイロンやポリエステルが使われていますが、他にもアクリルは繊維にたくさんの溝があるので、洗剤無しでも高い洗浄力を発揮します。
スポンジは薄くて細長い形状で柔らかく、軽い力で折ったり曲げたりできるので洗いやすいのが特徴です。
○食器スポンジの使い分けのポイント
・汚れ具合で使い分ける
食器スポンジを使い分けるポイントは汚れを落とす用途です。
陶器やプラスチックなどの食器用には泡立ちが良く優しく洗えるウレタンやセルロースのスポンジ、ひどい焦げ付きには不燃布のスポンジが効果的です。
ただし、フッ素加工してあるフライパンは研磨剤が使われていないスポンジで洗いましょう。
コップなど汚れが軽い物は洗剤を少し使ってマイクロファイバーやネットスポンジが向いています。
・油物用とそれ以外で分ける
何個も使い分けるのは大変という方は、油汚れ用とそれ以外用の2個で使い分けると簡単ですね。
油汚れを洗ったスポンジは、ヌルヌルが他の食器に付いてしまうからです。
どうしても1個で洗いたい人は、洗う順番を工夫して汚れの軽い物から洗っていくか、その都度、スポンジを洗い直しましょう。
・古いスポンジをシンクの掃除用にするのは?
食器用とシンクの掃除用にスポンジを使い分けている方で、古い食器スポンジをシンク用に充てられる方は注意が必要です。
まだ捨てるのは勿体ないという気持ちは分かりますが、長く使ったスポンジには雑菌が沢山付いているので衛生的ではありません。掃除用も新品のスポンジを使われた方が良いと思います。キッチン以外のお掃除にお使いください。
○食器スポンジ使用後の保管方法
まず使い終わったら最後は水ですすぐようにしてください。
理由としては食器等をお湯で洗っていると思いますが30℃前後は雑菌の繁殖に適した温度ですので、最後は水で洗いで繁殖をできるだけ防ぐ必要があるのです。
もちろん除菌殺菌すれば尚良いです
食器スポンジの保管方法ですが、シンクの端に直置きしていませんか?
保管方法として1番大切なのは、スポンジを乾燥させる事です。
スポンジの乾きが悪いと雑菌が繁殖しやすくなってしまい、とても不衛生です。
使用後のスポンジは綺麗に洗って水分を切った後、干して保管するか、なるべく接触面が少なくなるよう置きましょう。
2〜3週間で新しいスポンジに交換してくださいね。
まとめ
今回は食器スポンジの選び方や使い分けのポイントを紹介しました。
食器スポンジにも素材の種類があることや、特徴に違いがあることがおわかり頂けたと思います。
スポンジなんてどれも一緒でしょ?と思われがちですが、柔らかさや泡立ちに違いがあります。毎日使う物ですから、汚れを落とす機能はもちろん、自分の手にフィットする物を選びたいですよね。
たくさんのメーカーから販売されているので選ぶのは難しいですが、特徴をよく確認して最適なスポンジをお使いください。