畳の部屋を好む方もいる一方、フローリングが良いという方もいると思います。
畳の部屋だとなかなか模様替えしづらいですし、和から洋に部屋のイメージを替えたいという方もいるでしょう。
このときに、畳の上にカーペットを敷くという考えがありますが、そもそも畳の上にカーペットを敷いても良いのでしょうか?
カーペットを敷くことでの、メリットやデメリットは、注意点などを紹介していきたいと思います。
◯畳にカーペットを敷いても良い?
畳はい草で出来ているため、上からカーペットで覆ってしまって影響はないのでしょうか?
例えばカーペットのダニやカーペットを敷くことによる通気性も気になるところですよね
ですが、結論から言えば畳の上にカーペットを敷いても「大丈夫」なんです!
ただ、しっかりとしたポイントをおさえればということになります。
注意する点やメリットやデメリットをしっかりと覚えて、畳にカーペットを敷いても心配いらずで快適な生活を送りましょう。
○畳にカーペットを重ねる場合のメリットやデメリット
畳の上にカーペットを敷いた場合のメリットやデメリットを紹介していきたいと思います。
【メリット】
畳が汚れてしまって、家ではどうしようもなくなったとき買い替えなければいけません。
ですが、畳の上にカーペットを敷いていた場合、畳が汚れる心配が少なくなります。
カーペットの上で飲食をしている場合、カーペットに食べ物をこぼしても洗濯できますし、天日干しも可能でいつでも清潔に保つことができます。
畳をまるごと洗うことはできないので、そのぶんカーペットはまるごと洗えるので便利だと言えます。
・畳が汚れない
・カーペットは洗える
・清潔に保ることができる
・衣替えがすぐにできる
【デメリット】
カーペットを敷く場合、メリットもありますがデメリットもあります。
畳の上にカーペットを敷くことによって、カーペットと畳の間が蒸れてしまってカビが生えたり、ダニが発生しやすくなります。
特に冬場にふわふわのカーペットを敷く場合が多いですが、ふわふわした素材はハウスダストがたまりやすくなる場合があります。
アレルギーがある場合はあまりふわふわしてほこりが立ちにくいものを選ぶと良いかもしれません。
飲み物を大量にこぼしてしまった時は畳まで染み込む可能性があるので掃除が大変
・畳とカーペットの間にカビやダニが発生しやすくなる場合がある
・カーペットの素材によってはハウスダストが発生する
・場合によって掃除が大変になることがある
○畳にカーペットを敷く場合の注意点
畳の上にカーペットを敷く場合、上記で紹介したデメリットをできるだけ解消する必要があります。
全面に敷く場合はなるべく毛が立たないカーペットを選び、カーペットを定期的に洗濯して清潔に保つようにしましょう。
フローリングの上に敷くわけではないので厚みのないカーペットでも固さは感じないと思います。
そしてカーペットの裏地も気にしてみてください。
大きく分けて不織布のように布のようになっていつ物と、滑り止め素材になっている物があります。
滑り止め素材は湿気がこもってしまいカビの発生の可能性があります。
昔の方であれば畳とカーペットの間に新聞紙を敷いたほうが良いという方もいらっしゃいますが、インクが溶けて畳を汚してしまう可能性がありますのでおすすめはしません。
あとは、カーペットを敷く場合下に滑り止めを使った方が安全です。
この場合、全面に滑り止めを敷いてしまうと通気性が悪くなるので、部分的に敷くと良いです。
できるだけ粘着性の無いものを選んで、移動できるタイプの滑り止めにしましょう。
まとめ
今回は、畳の上にカーペットを敷いても良いのか、メリットやデメリット、注意点を紹介しました。
特に冬場に畳の上にカーペットを敷く場合が多く、洗濯もしづらい時期でもあり、清潔に保つのがなかなか難しいかもしれません。
ですが、晴れの日を見はからって洗濯し天日干しできるように心掛けましょう。
今では、ハウスダストがたまりにくいカーペットも発売されています。
アレルギーが気になる方や、小さい子供がいる家庭などは、このようなカーペットを敷いた方が良いと思います。
寒い冬は快適に過ごしたいものですね。