畳のあるご家庭で小さい子供がいる場合、子供たちがいたずら書きをして困っているということがあるのではないでしょうか?
いたずら書きで消える物、消えない物、いざされてしまう前に
今回は、畳のいたずら書きを消す方法と、消えないもの、保護材などについて書いて行きたいと思います。
◯畳のいたずら書きを消す方法
まずは、畳のいたずら書きを消す方法を紹介していきます。
※畳の状態によってはシミや毛羽立つ原因になってしまいますので目立たないところで試してから全体の掃除をして下さい。
【油性マジック】
油性マジックは意外と落としやすいです。油性マジックは表面についているだけのことが多いので歯磨き粉の様に微粒の研磨剤が入っているもので擦るか、除光液で油を溶かして拭き取る方法が使えます。
・歯磨き粉
歯磨き粉やクレンザーを歯ブラシに付けて畳の目に沿ってこすります。
※こすり過ぎに注意して下さい。
色が浮かんできたら濡れた雑巾で拭いて乾拭きをします。
・除光液
マニュキアの除光液をティッシュに浸してふき取って最後に乾拭きします。
【水性ペン】
水性ペンは油性より染み込みやすいので
濡れ雑巾を水性ペンの上に当てて10分放置したあと、中性洗剤を雑巾に付けてそっとふき取ります。
最後にもう1回濡れ雑巾と乾拭きして終わりです。
【クレヨン】
クレヨンも油性なので、歯磨き粉やクレンザーで落ちます。
他には、あて布をしてアイロンで温めてから中性製剤をつけた布または歯ブラシで軽く擦ると落とすことが出来ます。
その後は洗剤が残らない様に濡れ雑巾でトントンと叩いてこすります。
【ボールペン】
激落ちくんに少し水を含ませてふき取ると簡単に消えます。
100均にも売っています。
また、ボールペン消し専用液体でも落とすことができます。
【えんぴつ】
まずは、消しゴムである程度消してから当て布をしてアイロンをかけ、色をうつしとります。
また、オレンジ成分が入った洗剤でもきれいに消すことができます。
【修正ペン】
薄めた洗剤を少しずつ畳の上に垂らして修正液を溶かしていき、濡れ雑巾で畳の目に沿って拭きます。
最後に乾拭きをして終わりです。
◯畳のいたずら書きで消えないものは?
畳のいたずら書きで基本的に消えないものは無いそうですが、いたずら書きを消す工程では注意が必要です。
必要以上に擦りすぎたり、液体をつけすぎたりすると、畳が傷んでしまっていたずら書きをよりもひどい状況に…なんてこともあります。
後は洗剤を使用した場合は洗剤は残さないことが大切です、歯磨き粉やクレンザーは残ると白くなってしまいますので注意して下さい。
いたずら書きではないですが、油分の濃いものが染み込んだ場合はシミになります。
油は食べ物だけでなく、灯油やおもちゃについているオイルもありますので、畳の上では気をつけましょう。
実は我が家では何のオイルかわからないのですが、こぼれていることに気づかず数日放置してしまいシミになってしまいました。
染み込んでいるので、蒸気で温めて浮かせてみたり、中性洗剤で分解させてみたりと手は尽くしましたが、完全に消すことは出来ませんでした。オイルは要注意です!
◯畳の保護材はある?いたずら書きに効果ある?
畳用のワックスがありますがいたずら書きを落としやすくする効果は残念ながらあるとは言えないようです。
ワックス効果は青みの復元や日焼け防止です。ただ表面にコーティングされるようなので多少の効果はあるのかな?とは思います。
科学的では無く、物理的に畳を保護したいとなればござを畳の上に敷く方法があります。
ござにも色々あり、畳と同じい草のものから様々で、防カビ、抗菌、防ダニ、汚れ防止効果があるものまであります。
畳の質感そのままに畳が傷む心配なく使えるのでおすすめです。
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ござを固定するピン
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まとめ
とりあえず一通りのいたずら下記は消せますので一安心ですね
1番は、いたずら書きをされないことですが(笑)
汚れない様にござを敷くのも一つですが、畳が汚れてしまったのでござを敷くという方もいるようですよ^^;