ワックスを塗った床の掃除方法は?長持ちさせる方法とやってはいけない事

普段からのフローリング掃除はもちろん、年末の大掃除などで特にフローリングをきれいにしたいときに、フローリングにワックスを塗ることがあると思います。
フローリングにワックスを塗ったあとの掃除の方法って知っていますか?
乾拭き?水拭き?掃除機は?ワックスを塗ったあとの掃除の方法は意外とはっきりとわからないのではないでしょうか?
今回はワックス後の掃除方法とワックスを長持ちさせる方法、やってはいけないことを紹介したいと思います。

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◯ワックスを塗った床の掃除方法

フローリングワックスは3カ月から4カ月くらいの期間で、見栄えや光沢感は落ちてきますが、傷や水分から床を守る効果はこの期間中に完全に失われるわけではありません。
では、ワックスを塗った後の掃除はどうすれば良いのでしょうか?

ワックス後の掃除方法は基本「乾拭き」です!

大きなホコリやゴミなどは掃除機で取っておいて、掃除機で取りきれない小さなホコリは”乾いた”ぞうきんやクイックルワイパーなどのドライシートでふき取るようにしましょう。

乾拭きなどでどうしても取れない油性マジックや、ご飯中にこぼしてしまった食べ物などは、中性洗剤を水で薄めて”固く絞った”ぞうきんなどでふき取ります。

そのあと必ず乾拭きするようにしましょう。
洗剤などを混ぜて使ったあとは、絶対に乾拭きすることを忘れないようにしましょう。

市販されているワックスは基本液体のワックスです。
この液体を布などに染み込ませて床に塗り拡げて乾燥すれば完成ですよね
これはワックスに含まれている成分と水分が塗られ水分だけが蒸発することにより床面にワックス成分が皮膜として残るからなのです。

だからもともとは水と混ざっているわけなので、水を完全に弾く!というわけではないのです。
乾燥させるとすぐには染み込みませんが、水が溢れているのを放置すると成分が分解されそこだけ白っぽくなってしまうことがあります。

だから床は基本的に乾拭となりますし、濡れた場合もすぐに拭き取ることをオススメします。

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◯ワックスを長持ちさせる方法

フローリングにワックスを塗ったからと言って、一生フローリングがきれいになってワックスもあとは塗らなくて良い…というわけではありません。

ワックスも今や、けっこう長持ちするものも出ていますが、やはり一定期間しか効果がありません。

できるだけワックスを長持ちさせるにはどうしたら良いか。

【ワックスがけの前に床掃除する】
これからワックスをかけるという方は、きっちり掃除しましょう!
目に見えないような砂埃が残ったままワックスをかけると成分と一緒にホコリまで膜となってしまいます。

当然不純物が混ざっていれば結合力が弱まりますし、仮に触ってわかるくらいの砂であれば歩行中や拭き掃除の際に摩擦が生じるのでワックスが剥がれやすくなります。
ワックスをかける前に床を乾拭きし、あらかじめホコリやごみを取り除いておきましょう。

【塗ったらしっかり乾燥させる】
裏面の使用方法をきっちり守るということでもありますが
ワックスを塗ったらしっかりと乾燥させてください。

30分くらいで乾燥すると言われていますが、+10分乾燥して十分に乾かすようにしましょう。余裕があれば1時間乾燥させましょう。
使用方法を見ると薄く塗り拡げるとなっていますが、薄くってよくわかりませんので、必要以上にたっぷり塗る方が多いようです。

皮膜は薄すぎるよりはいいですけどね^^
なので1時間程度乾かせば間違いないです。

【重ね塗りをする】
ワックスは一回塗りでも見た目キレイになりますし、光沢も出ますが、重ね塗りすることで厚い膜をつくることができます。
党是厚くなればそれだけ剥がれにくくなります。

【乾拭き前に埃を吸い取る】
先程も摩擦といいましたがワックスが取れる原因は摩擦にあります。
掃除は基本乾拭きですが、その前に軽くでもいいので掃除機で埃を吸い取りましょう。
乾拭きは埃をとるというよりは磨くに近いです。

【マットを敷く】
玄関や部屋の入口等、マットを敷くことによってスリッパの裏面や足の裏のゴミを取ってくれます。もともとマットはそういう役目ですからね^^

◯ワックスを塗った床でやってはいけないこと

では、ワックスを塗った床でやってはいけないことを簡単に紹介していきます。

【除菌アルコールで拭く】
除菌だと良さそうに思えますが、アルコールとワックスが反応して変質してしまいます。
ワックス後はもちろん、フローリングで使うのはやめましょう。

【メラミンスポンジで掃除】
汚れと一緒にワックスやコーティングまでも削ってしまいます。
ワックスが塗ってある床と塗っていない床は、光沢感が全然違います。

【水気の放置】
すぐに拭き取れば問題ありませんが、ワックスが溶けてしまいますので注意して下さい。

【物を引きずる】
これはどんな床でもだめですが、重いものを引きずったりするとワックスが剥がれてしまいます。

まとめ

今回は、ワックスを塗った床の掃除の方法やワックスを長持ちする方法、やってはいけないことを紹介しました。

フローリングをきれいなまま維持するのは、とても難しいことです。
特に小さいお子さんがいる家庭なら傷がついたり、汚したりすることが多いと思います。
でも、お子さんのため、家族のためにフローリングをきれいに保ちたいものですね。

ワックスを長持ちさせ、きれいなフローリングを維持するために今回紹介したことを参考にしてみてください。

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