フローリングワックスは重ね塗りする?する場合の回数や乾拭きは必要?

ワックスは塗って40分程乾燥させるだけでも結構な時間と体力を使いますが、それを2回行うことになる重ね塗りって本当に意味があるのでしょうか?
例えば半年持続するワックスは当然半年後に上から塗るわけなので重ね塗りになりますよねそれで十分なのでは?

数年後は古いワックス毎、剥離するのでそれも大変になるのでは?

今回は、ワックスは重ね塗りは必要なのか?重ね塗りをするなら何回するのか?またワックス後の乾拭きは必要かなどについて紹介していきます。



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◯フローリングワックスは重ね塗りする?

最初に結論を言うと
「重ね塗りはして方が良い」なんです。
むしろ、重ね塗りをした方がワックスの膜が厚くなるので耐久性が強くなります。

冒頭でも書きましたが塗布して乾燥させてという1時間ちょっとの作業を2回行うことになりますので作業としては大変になります。
商品によってはワックスとコート剤がセットになっている物もありますのでそういう場合は使用方法に従って下さい。

では、重ね塗りが面倒なので一回のワックスで厚く塗り拡げてはどうなのか?
ワックスは水分を蒸発させてワックス成分だけが床表面に残る事でコーティングされます。

当然乾いていくのは表面からなので厚塗りの場合は乾燥させるのに倍以上の時間がかかるのと、場合によっては硬化した成分と内部の水分が反応し白っぽくなってしまう可能性もあります。

ワックスは塗る前が白色で乾くと透明になりますよね。乾いて硬化した表面に水をかけて放置するとそこだけ白くなってしまいます。これと同じことが厚塗りした場合に起こりそのまま色が残ってしまうことも可能性としてあるということです。

なのでワックスは薄く、重ね塗りするのが正しい施工方法となります。

そして重ね塗りは必ずではありませんが、重ねることで見た目の仕上りもキレイになるのでおすすめです。

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◯重ね塗りする場合の回数は?

ワックスは重ね塗りがオススメと書きましたがじゃあ耐久性をもっと上げてもっとキレイにしたいから何度も重ね塗りしては?と考える方もいらっしゃるかと思います。

ワックスは何度も重ねて良いというわけではありません。
ワックスを重ね塗りする場合、ベストは2回、多くても3回が限度だと言われています。

もちろん物理的に4回でも5回でも重ねることは可能ですが…あまり意味が無いのと、市販のワックスの耐久性で言うとシートワックスで1ヶ月~3ヶ月、液体ワックスでは3ヶ月~2年です。塗布するワックスにもよりますが数年に1度はワックスの剥離作業を行いリセットする作業がありますのでこの作業がとっても大変になってきます。

そしてあまり厚くなりすぎると、硬化したワックスが割れて剥がれてしまうこともあります。
という点から考えてもやはりベストは2度塗りですね。

◯フローリングワックス後は乾拭き必要?

ワックスが乾燥した後に乾拭きをするとピカピカに!というのは事実なのですが、ワックスの製品によってはから拭き不要という物もありますので、使用方法を確認してみてください。

使用方法にそこまで記載が無いのであれば、念の為から拭きしましょう。
雑巾でしてもいいですしクイックルワイパーの様な物でドライシートを使用すれば簡単にから拭きできます。

ワックスがキレイにかかっていれば、汚れもつきにくくほこりやゴミもつきにくい状態になっていますので、日々の掃除はから拭きだけで十分キレイになりますし、取り切れない場合は掃除機での掃除もOKです。

もちろん乾拭き以外での掃除はしてはいけません。

せっかく塗ったワックスが取れてしまう場合もあります。

ワックスを塗った直後も、塗ったあとも掃除には気を使うかもしれませんが、きれいなフローリングを保つためにはこれくらいしなくてはいけない…ということです。

きれいに保つことは、やっぱり努力をしなくてはいけないのでしょうね。

まとめ

今回は、フローリングワックスは重ね塗りしても良いのか、何回まで重ね塗りをしても良いのか、乾拭きは必要かなどについて紹介しました。

重ね塗りは耐久性が強くなるし、種類によってはツヤも増しますのでおすすめです。
ですが、重ね塗りをしても良いからと言って何回も重ね塗りをするのは辞めましょうね。
そもそも、製品自体の持続性等は正しい1回塗りですので1回塗でも十分に効果はあります。

時間も手間もかかりますので正直やる気があるかどうかですよね^^;
きれいな我が家を保つ為にも、メンテナンスをきちんとしていきましょう。

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